慰謝料を赤本基準の 90%を獲得した事例 事案の概要

事案の概要

当事務所の依頼者の方が、自動車を運転し、交差点を青信号で直進しようとしたところ、相手方車両が減速することなく突然右折を開始したため、衝突をしました。

依頼者の方がケガを負ったこと、過失割合で相手方の意見に相違があったことから、当事務所にご依頼いただきました。

当事務所弁護士の対応

まず過失割合を検討しました。ドライブレコーダーの映像を取得した上で、精査しました。

交通事故の処理にたずさわる弁護士、裁判所、保険会社が参考にする別冊判例タイムズの図を基準として、直近右折があることが確認できることから、修正をし、10:90 での示談をしました。相手保険会社は過失割合の修正に難色を示しましたが、最終的には示談に応じてきました。

次に、ケガの治療終了後に、診断書や診療報酬明細書等を取り寄せた上で、損害を計算しました。
また、この依頼者の方は個人事業を営まれていることから、確定申告書や従業員の給与明細等も取り寄せて、休業損害の計算を行いました。

相手保険会社とは何度も損害額の提示と回答を繰り返し、交渉を継続しましたが、最終的に相手保険会社が慰謝料を赤本の 90%に相当する額を支払うということで折れたため、こちらも示談に応じました。

担当弁護士の所感

相手保険会社が慰謝料の支払いを渋ってきたため、交渉に時間を要しましたが、依頼者の方にご納得いただける内容とすることができ、大変良かったです。(担当弁護士 五十嵐勇)

掲載日2024年10月1日

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