20代・女性 学生 ひき逃げ事故の被害にあい、慰謝料を裁判基準満額で支払われた事案

事故の概要

積雪のため歩道を通行することができず、車道を歩行していたところ、走行してきた対向車両に衝突され、その車両が逃走したという、ひき逃げ事故の被害にあった方からのご依頼でした。

被害者の方は、肋骨骨折等の重傷を負いました。

当事務所の活動

事故発生から間もない時期に当事務所にお越しになり、正式にご依頼いただきました。

被害者の方にはとにかく治療に専念してもらい、保険会社のやり取り等は全て当事務所にて行いました。

また、本件では加害者がひき逃げとして、自動車運転過失致傷および道路交通法違反の罪で公判請求(刑事裁判になること)されました。そのため、私は、この刑事裁判に傍聴へいき、加害者である被告人の供述を確認しました。

また、この公判記録のコピーをとり、事故態様や加害者の供述を精査しました。

その結果、明らかに加害者が故意にひき逃げしており、また、被害者には何ら落ち度がないことを確信しました。

これらを踏まえ、加害者加入の保険会社に損害賠償請求を行いました。

これに対し、加害者加入保険会社は、他の事件と同じように、慰謝料は交渉段階では満額支払えない等という紋切り型の回答をしてきました。

しかし、この事件は明らかにひき逃げがある事案であるし、被害者のケガも骨折を伴う重症です。そのため、当事務所は強く反論していきました。

その結果、慰謝料は裁判基準の満額で支払うことで合意ができました。

担当弁護士の所感

粘り強く交渉し、ギリギリまで主張しました。交渉での早期解決にもかからず、裁判基準満額での解決ができ、とてもよかったです。依頼者の方にも満足いただけたことは、大変うれしく思います(担当弁護士 五十嵐)。

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