相手方が無過失の主張をしていたが、弁護士が介入することにより、適正な過失割合で示談できた事例

事案の概要

駐車場内の事故でした。駐車区画から後進で出庫した相手方車両と、駐車場の通路を後進していた相談者車両とが衝突しました。

相手方は、事故後に相談者が「自分が悪い」等と発言したことから、自身が無過失であると主張しました。
物損の示談交渉が進まないため、当事務所にご依頼されました。

当事務所弁護士の対応

まずドライブレコーダーの取得を試みましたが、容量オーバーのため録画されていませんでした。

そこで、当方が主張する事故態様を相手方に主張をしたところ、ようやく相手方にも過失が生じることを認め、相手方が加入する保険会社が対応することになりました。

具体的な過失割合を協議しましたが、相手方は8:2や7:3からの譲歩になかなか応じませんでした。
そこで、当方から訴訟提起の意向を示したところ、ようやく6:4での解決に応じましたので、その内容で示談しました。

担当弁護士の所感

駐車場内の事故は、お互いの認識に隔たりが生じることが多く、また、客観的証拠がないことから、納得がいく解決ができにくい場合があります。
本件事故態様を踏まえると適正な過失割合であると考えております。
訴訟を回避し、示談で速やかに解決できて大変よかったです。((担当弁護士 五十嵐勇)

掲載日2024年9月30日

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