【解決事例】大腿骨遠位部開放骨折、膝複合靭帯損傷、足関節両果骨折等 約2800万 円で示談した事例

依頼者属性:60代男性 会社員

最終示談額: 約2800万円

後遺障害等級:併合6級(7級、10級8号、12級)

弁護士特約:なし

事故の状況

依頼者が運転するバイクが信号機のある交差点を直進しようとしたところ、対向車線から右折進行してきた相手方運転の四輪車と衝突しました。

事故により、依頼者は大腿骨遠位部開放骨折などの怪我を負いました。

当事務所の対応

依頼者は事故により入院することになりましたが、依頼者の家族が事故から間もなくして相談に来られました。相談後、依頼者と電話で連絡を取り、依頼を受けました。

骨折部位が多かったことやその治療のため複数の手術を要したことから、入院期間は延べ1年5カ月以上、治療期間は2年5カ月以上にもなりました。

最終的には、膝関節と足関節の可動域制限、怪我をしていない側と比べて下肢が短縮したこと、足に傷痕(瘢痕)が残る等の後遺障害が残存しました。

後遺障害の申請をしたところ、可動域制限は7級、短縮障害は10級8号、傷痕は12級の後遺障害が認定されました。

当事務所で依頼者が被った損害額を計算し、相手保険会社と交渉を行いました。
争点は慰謝料と過失割合でした。

本件は相手方の車にドライブレコーダーが設置されていたため、事故態様自体に争いはありませんでしたが、事故態様を踏まえての過失割合の評価について、争いがありました。

交渉の結果、慰謝料は裁判基準に近い金額、過失割合も適正な割合で合意が成立し、示談しました。
最終的な示談額は約2800万円でした。

弁護士からのコメント

本件のような重症事案では治療期間も長期間となるため、その分、保険会社と対応する機会も多くなり、被害者の負担が増します。

交通事故の示談交渉を弁護士に依頼することで、保険会社の窓口を弁護士が請け負うことになるため、保険会社との対応から来る負担が軽減されます。(担当弁護士 江畑博之)

 

掲載日:2025年4月8日

 

投稿者プロフィール

江畑  博之
江畑  博之
昭和56年新潟県燕市生まれ。平成14年新潟大学工学部化学システム工学科へ入学。卒業後、平成18年東北大学法科大学院入学する。司法試験に合格後は最高裁判所司法研修所へ入所し弁護士登録後、当事務所へ入所する。交通事故被害者が適切な賠償額を得られるよう日々、尽力している。
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江畑  博之

江畑  博之

昭和56年新潟県燕市生まれ。平成14年新潟大学工学部化学システム工学科へ入学。卒業後、平成18年東北大学法科大学院入学する。司法試験に合格後は最高裁判所司法研修所へ入所し弁護士登録後、当事務所へ入所する。交通事故被害者が適切な賠償額を得られるよう日々、尽力している。

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